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出典:松本章男『京都百人一首』
火焚きの神事に詣でる多くの人びとが愛宕山へ登る。山上の樒が原に雪が降っているとき、人びとはきっと、雪をも花に見たてて、神花の樒を雪がついたまま摘み供えるのであろうなァ。
(正治初度百首)