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出典:松本章男『京都百人一首』
柴を積れで宇治川をくだってきた舟が、岸へ寄せあぐねてしまっている。舟を着けようと舟夫が懸命に棹をふるっているが、そのうち、棹の雫まで凍りついてしまうだろう。
(式子内親王集)